愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜
大野side
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「大野さん…」






………。








「大野さん!!」





「えっ、あ、なに?」



山城さんがシオンにベタベタしてたのにちょっと苛立ってたから呼ばれてるの気づかなかった…




「どうかした?」



「…下ろしてもらえません?」






あ、俺シオン抱っこしたままだった…笑




「ごめんごめん笑

シオンあれだけ食べてるのになんでこんなに軽いの?!」





言っちゃ悪いかもしれないけど、本当に子供並みに軽い…







「そんなに軽くないですよ〜。


ねっ、早く帰りましょ?」





「はいはいそうだね。早く千翼くんの待つ家に帰らないとね〜」





「なっ…!」





ちょっとからかえばすぐに耳を赤くする。

可愛いやつだなぁ本当に。





「ほらほら耳赤くしてないで行くよー」




「い、行きます行きますっ…」





こんな可愛いシオンのためにも早く帰ってあげないとね。











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大野side終










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