愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜
「…なぁ紫音、
なんでそんな離れてんのさ?」
「は、恥ずかしいもん…」
はぁ……私なんで恥ずかしいのに良いよなんて言ったんだろう……
いや、分かってるよ?
今ちぃ君と一緒に居られるなら、って思ったから、良いよって言ったんだよ。
ただね、思ったより恥ずかしい…
うちのお風呂は結構広めの造り
2人で湯船につかっても足が伸ばせる
今はそれがとても助かっている…
バスタオルは巻いてるけどさ、やっぱり恥ずかしいじゃん?
「せっかく一緒に入ってんだからこっち来てよ?」
「…む、無理…」
「じゃあ俺がそっちにいく」
「えぇ…!
うわっ!」
「はい捕まえた〜」
あっさり捕まって、後ろから抱きしめられる状態に……
ゔぅ……ち、近い……
「紫音の肌ってスベスベだよな」
「そ、そんなことないと思うけど…」
「ずっと触ってられる」
「やっ、腕はダメ…!最近太ってきたから…」
「は?これで太ったとか言ってんの?
どこもかしこも細すぎだっての」
「あ、こら!あちこち触らない!」
油断してたら太ももとかお腹を触ってくる
…ちょっとこしょばいし……
結局あれから出るまで一度も離してくれなくて、心臓がやられそうだった……
「紫音、頭乾かしてあげるからおいで?」
「はーい」
「紫音の髪の毛って本当サラサラだよな」
「あんまりアイロンしたりしないからね」
人に髪の毛乾かしてもらうのって気持ちいんだね……
「ふぁ……」
眠…い……