愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜
「はい?!?!!」
どどどどどどういう事…?!
「ちょっと…非現実すぎて……もう一回言ってもらって良いですか…?」
「あははっ、驚かせすぎたかな?笑
今年の7月、スーパーライブにシオンも出る事になったんだよ」
……ダメだ。嬉しさと驚きで思考が停止する…
「…大野さん……これ夢ですか?
夢ですよね?」
「落ち着いてシオン。夢じゃないよ?
僕も本当に嬉しいよ!!」
「本当、ですか……?」
「うん。おめでとう!!」
……本当にスーパーライブに出られるんだ…!
「どうしよう…泣きそうなんですけど……」
あんな大きなライブに出られるなんて…
本当に夢見たい。
「ははっ、泣いても良いけど、そんなことも言ってられないよ?
今度のドラマ撮影が終わったら、ライブの練習に入ってもらおうと思うんだ!
シオンは顔がまだ出せないから、黒のシルエットで歌ってもらうからね!」
「なるほど…分かりました…!」
なんか、凄いことになってきたなぁ…
早く帰ってちぃ君に知らせないと!!