愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜
……ん〜…
なんかあったかい……
すっごい寝心地いいんだけどなんだろう…?
久しぶりに軽い瞼を開けると、目にちぃ君の寝顔が飛び込んできた
「…そっか…昨日帰ってきたんだった」
気持ちよく寝られたのはちぃ君がいたからだったんだね。
「寝顔までカッコいいなぁ…」
本当、ずるいほどイケメンだ…。
鼻が高くて目が大きくてスタイルも良くて、
羨ましい限りです…。
まだ寝ているちぃ君の髪を撫でる
…髪の毛までサラサラか……
「なーにしてんの紫音ちゃん」
「うわっ、びっくりした……
起きてたの、?」
「うん、結構前から」
いきなり喋り出したからめっちゃびっくりした……
「まだ9時じゃん…もう寝なくていいの?」
「んー、なんかね、ちぃ君がいたからかすっごい寝心地良かったんだよね。
だから、思ったよりすぐに疲れが取れちゃって」
今割とピンピンしてる!笑
「っ…、そっか。それは良かった
でも、もうちょっと寝なくて大丈夫?」
「うん、大丈夫!
それに、そろそろ新しい歌作らないといけないし…」
そう、3ヶ月後のスーパーライブではそれぞれのアーティストさんが新曲を披露するのが約束なんだ。
「え、もう仕事すんの?!」
「う、うん…、?」
そのつもりでいたんだけど…?