愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜
「えっと……」
なんでこんな状況に、?
いつもはさ、座っているちぃ君に私が座って抱きしめられる感じなんだけど…
今、私の上にちぃ君が乗っていて、抱きしめられている状態…
「あの、ちぃ君…
なんで今日は逆なの、?」
「こうやった方がさ、背もたれと俺で閉じ込められるし、
なんか独り占めしてる感じがしていいじゃん」
ひ、独り占めって…
「前が見えないんですが…?」
身長が高いちぃ君が上にいると、体で視界が全部隠されちゃうんだよね…
「いいじゃん俺だけ見えてれば」
「なっ……。」
これは胸キュンワード…
「前も言ったけどさ、本当は俺の腕の中にでも閉じ込めてたいんだよ?
紫音の周り男ばっかだから心配だし…」
「た、確かに男の人多いね…」
事務所も撮影の時も結構男の人多い
「…だろ?
こんな可愛い子、見せたくないんだけど…」
「可愛いくな…うぃ?!」
可愛いくないって言おうとしたら、
いきなりほっぺたを挟まれた…
「はいはいちょっと黙ってようね〜
紫音のほっぺ、本当柔らかいよな笑」
「んーんん〜!(離して!)」
絶対、今の私不細工だ…