愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜
帰りの車で、スーパーライブに『Leaf』も出演するという事を大野さんから聞いて、
私のテンションはMAX。
会えたりするかな…?
とりあえず、頑張らないとね!!
「ただいまー!ちぃ君ーーー!!」
早く報告したくてしょうがない!
リビングに行くと、
「あれ、居ないや…。靴あったけどなぁ……
っえ、うわぁ!?」
「おーかーえーりーしお〜」
後ろから、おかえりの声と一緒にちぃ君が降ってきた
バランスが取れずにソファに倒れこむが…
「お、重いってばちぃ君!」
「遅い」
え?遅い、?
「帰ってくるの遅い…俺充電切れたよ…」
「ちょちょちょ、くすぐったいって…!」
首筋に頬ずりをしてくるから、髪の毛が当たってこしょばい。
「…あと10分くらいで回復するからもうちょっとこのままでいて」
「う、うん…」
〜15分後〜
「ちぃくーん…回復したなら起きてよ〜
重い…」
10分経ったところで聞いたら
「もう充電できたよ」
って言ってたのにさぁ…
「ねぇ…?
もー、話したいことあるのに〜」
「え、なに?!」
「うわぁっ!びっくりした……」
全然反応しなかったくせに急に起き上がるからびっくりするよ…!
「ど、どうしたの?」
「いや…なんかまたどっか行くとかいう話かなんかかなって…」
「あっ、そうじゃないよ!」
「本当?良かったぁ…
…で、話って?」
あ、そうだそうだ!
「ちぃ君って『ASHスーパーライブ』知ってる?」
「え?あぁ、そりゃ知ってるよ?」
「そのライブに…今年出られることになったの!」