愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜

千翼side
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「そう言うシーンだったからね」




なんとも思ってなさそうな紫音





……これは…なかなかムカつく。







「紫音こっち向いて」







「ん？いいけど、



……んんっ！？ちょ……んっ」






噛みつくように強引なキスを繰り返す









「っ……ち、ちぃく……」





「黙って」






いつもなら優しく出来るけど






今日は無理だ…
あいつとキスをしたって事実をかき消してやりたい…








紫音が山城唯斗をなんとも思っていないってことも、仕事っていう事も分かってる。






それでも……。






「……ちょ……もう…無理、、だってば……」






目に涙を溜めた紫音に押し返された





……やり過ぎたな…。







「…ごめん紫音……。


山城唯斗とキスしてるのにムカついたから…その…



消毒したくて、」





「消毒…？

そんな事しなくたって、私唯斗のことなんとも思ってないよ、？」






「いや、俺の気持ちの問題。

紫音がなんとも思ってないことだって分かってる…。

強引にしてごめんね…」