愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜
「家ついたら連絡しろよ?」
「はーい。ありがとうございましたっ」
校門まで見送ってもらい、ゆっくりゆっくり駅まで歩く
はぁ……
なんでこうなってるんだろう…
私が女優をしたのは、私を認めてくれる人がいたから。
あんなヘンテコな理由なんかじゃない
嘘しか書かれていないことは自分が1番よく分かってるけど…
悔しいし、悲しいよ…
色んな想いと体の痛さが相まって、帰るのがとても遅くなってしまった