ボクは初恋をまだ、知らない。
チーム結成した僕らは、やがて高校に進学した。
「翔は別のクラスかぁ。」
出逢った当初は"花岡くん"と呼んでいたが、
今はもうすっかり仲が深まって
皆、下の名前で呼び合う関係だ。
花咲高校は、部活動数はそこそこあるものの、どこも県大会に行くとかそういった目立った業績がなかった。
「ダンス部、立ちあげるよ!」
翔のそんな言葉がきっかけで、
僕ら4人でダンス部を誕生させた。
「花鳥風月」。
チーム結成時に、
皆の名字の頭文字を取ると、偶然その言葉が出来る事に気づいた花岡くんが命名したチーム名。
「俺たちの代で終わるか、
継ぐ世代が出来るかは俺たち次第だ!」
「始まりは、ボク達で作っていこう!」
体育館の舞台上が部室になり、小さな世界で4人で誓い合った日の事は、
今でも忘れられない、大切な思い出。
後々、このダンス部は数々の伝説を生み出す事になるが、それはまた別のお話……。
「翔は別のクラスかぁ。」
出逢った当初は"花岡くん"と呼んでいたが、
今はもうすっかり仲が深まって
皆、下の名前で呼び合う関係だ。
花咲高校は、部活動数はそこそこあるものの、どこも県大会に行くとかそういった目立った業績がなかった。
「ダンス部、立ちあげるよ!」
翔のそんな言葉がきっかけで、
僕ら4人でダンス部を誕生させた。
「花鳥風月」。
チーム結成時に、
皆の名字の頭文字を取ると、偶然その言葉が出来る事に気づいた花岡くんが命名したチーム名。
「俺たちの代で終わるか、
継ぐ世代が出来るかは俺たち次第だ!」
「始まりは、ボク達で作っていこう!」
体育館の舞台上が部室になり、小さな世界で4人で誓い合った日の事は、
今でも忘れられない、大切な思い出。
後々、このダンス部は数々の伝説を生み出す事になるが、それはまた別のお話……。