はたして君は私の事を覚えているのだろうか?
「うーんそうだなー……佐藤とか田中とか鈴木とか……あと海老名とか」

「そうなんだ~」


見学には来てたんだ

ちょっとだけ嬉しい気がした

バスケをやろうとしていた事が


よく考えたら私バスケばっかりしてきたんだ……


「女子の方は誰が入りそうだ?」

赤羽はが聞いてきた


「うちのクラスは私と小野優梨って子だけだよ、他のクラスは沢山いたみたいだけどね」

「ふーんそっか」

「うん」


赤羽は聞いといて特に興味無さそうに答えた


「そろそろ帰ろっか」


櫻木が言う
そして成瀬が答える


「あぁ、そうだな」


そしてみんなで帰る準備をする

帰る時、ふと出口を見たらクラスの男子が4、5人位で帰ってるのが見えた

その中には海老名晴陽の姿があった

……一瞬目が合った気がするが気の所為だろう
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