はたして君は私の事を覚えているのだろうか?
練習が始まった

最初私は1回目に走る場所でボールのパスの練習をする

私は赤羽からボールを受け取る

普段バスケをする時の様にパスを貰う

息はピッタリだ


「青城、お前は2回目走る人と練習してきていいと思う。赤羽とはもう練習良さそうだから」

「うん、わかったよ」


体育委員の人に言われ、私は海老名の所へと向かう

遠くの方でドリブルの練習をしているのが目に入る

なんて声を掛ければいいのか分からない

気安く声はかけられないと思う

となれば敬語か?

なんて考えながら海老名の方へ歩いていると向こうが私に気づいたようだ


「青城、普通にドリブルしながら走ってパスをくれ」

「あ、うん」


そう言ってボールが私に向かって投げられた

私はそのボールをキャッチしてドリブルをする

そしてある程度近くまで来たらパスをする

パスを受け取った海老名はドリブルをしながら走って行く

ある程度の距離まで走ってこちらに戻ってくる


「大丈夫そうだな、お前バスケ部だし普通に取りやすいパスだったよ」

「それはどーも」


多少素っ気ない返事になってしまった気がするがあまり不自然じゃ無かったと思う


「じゃあ後何回か練習しよう」

「あぁそうだね」


そして私達は授業が終わるまで練習をした
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