きっと幸せになれる
異変
明かりside

私は河村明かり。高校1年生の女の子。今日は、親友の真奈と遊ぶ日。

真奈」「明かりー、準備できた?」

明かり「もうちょっとまって」

真奈「はやくー」

さっきから真奈が玄関で叫んでいる。約束の時間はまだなのに。

明かり「おまたせ。っていうか、まだ時間じゃないよ」

真奈「いいじゃん、はやく行こうよ」

真奈は靴を履いている私の手を引っ張る。

明かり「そんなに急がなくても遊園地は逃げたりしないよ」

やっと靴が履けた私は真奈と家を出た。
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