once again〜season2〜
私は思い出していた。
蓮さんも同じように、私との出会い思い出し、二人で語り合っていた。
「秘書になった時は、俺はそんな目で見てなかったんだぞ?それだけは、分かってるよな?なんでもかんでも、秘書にお手付きする訳じゃないからな」
「分かってますよ。蓮さんが仕事とプライベートは別って言うのは、すぐに分かりましたよ。私が分からなかったのは、室長ですよ。いくら蓮さんから引き離そうとしなければいけないからって、いろんな手で迫ってきてたから…」
「それ…気になってたんだ。大丈夫だったのか?」
「逃げるのに必死でしたけど、戸惑いました。室長、色気がハンパないから…」
そう…蓮さんと室長はタイプが違うから、余計に困ったんだ。
室長は、男の色気がハンパなかったから、誤解しそうになる事もあったのは事実。
これは、蓮さんにも言ってない…って言うか、今さら言えない…。
「けど、蓮さんの事を意識し始めたのは、ちょっとした事からかな…。仕事に対する姿勢とか、厳しさの中にも優しさとか…それが見え隠れしたから気になったのかもしれない」
「そっか…、なんか恥ずかしいな。改まって聞くと」
笑顔を見せてくれた蓮さんに、私も笑いかえし、寄り添った。
蓮さんも同じように、私との出会い思い出し、二人で語り合っていた。
「秘書になった時は、俺はそんな目で見てなかったんだぞ?それだけは、分かってるよな?なんでもかんでも、秘書にお手付きする訳じゃないからな」
「分かってますよ。蓮さんが仕事とプライベートは別って言うのは、すぐに分かりましたよ。私が分からなかったのは、室長ですよ。いくら蓮さんから引き離そうとしなければいけないからって、いろんな手で迫ってきてたから…」
「それ…気になってたんだ。大丈夫だったのか?」
「逃げるのに必死でしたけど、戸惑いました。室長、色気がハンパないから…」
そう…蓮さんと室長はタイプが違うから、余計に困ったんだ。
室長は、男の色気がハンパなかったから、誤解しそうになる事もあったのは事実。
これは、蓮さんにも言ってない…って言うか、今さら言えない…。
「けど、蓮さんの事を意識し始めたのは、ちょっとした事からかな…。仕事に対する姿勢とか、厳しさの中にも優しさとか…それが見え隠れしたから気になったのかもしれない」
「そっか…、なんか恥ずかしいな。改まって聞くと」
笑顔を見せてくれた蓮さんに、私も笑いかえし、寄り添った。