once again〜season2〜
「美玲、君は自分の事となると、ダメだな。涼香さんの時は、何かあったら私に言って!だったのに」
私の頬に伝う涙を、拭いながら匠さんは優しく微笑んでた。
「だ、だって…涼香…友達の事は、自分が何か出来る事があるんなら、って思って動いてただけで。誰もが自分の事になると、そんな訳にはいかなあわよ。匠さんだってそうでしょ?」
私は、少し拗ねたように口を尖らせた。
「はいはい…いちゃつくのは家でやってよね?」
「え?」
「あ…」
見つめ合う私達の間で、顔を真っ赤にした和也が立っていた。
「まさか、これにも俺付き合わないといけないの?」
「あ…やだ…」
「和也君、悪かったね…いつもじゃないんだ…ん、」
さすがに匠さんもバツが悪かったのか、慌てて会社に戻ると言いだした。
「和也君、今日は如月の方に戻るよ。留守の間は如月を守る使命があるから、それでもいいかな?」
「はい。父からも話は聞いてます。私も大学があるので、時間がバラバラですが、よろしくお願いします」
私の前で、もう一度2人は握手を交わした。
私の頬に伝う涙を、拭いながら匠さんは優しく微笑んでた。
「だ、だって…涼香…友達の事は、自分が何か出来る事があるんなら、って思って動いてただけで。誰もが自分の事になると、そんな訳にはいかなあわよ。匠さんだってそうでしょ?」
私は、少し拗ねたように口を尖らせた。
「はいはい…いちゃつくのは家でやってよね?」
「え?」
「あ…」
見つめ合う私達の間で、顔を真っ赤にした和也が立っていた。
「まさか、これにも俺付き合わないといけないの?」
「あ…やだ…」
「和也君、悪かったね…いつもじゃないんだ…ん、」
さすがに匠さんもバツが悪かったのか、慌てて会社に戻ると言いだした。
「和也君、今日は如月の方に戻るよ。留守の間は如月を守る使命があるから、それでもいいかな?」
「はい。父からも話は聞いてます。私も大学があるので、時間がバラバラですが、よろしくお願いします」
私の前で、もう一度2人は握手を交わした。