once again〜season2〜
「もう!葛城がごめんね。それより、美玲。その秘書室長?の氷室さんってどうなの?何かされたの?」
「何か?ううん、何もされてないわよ。ただ、その…今度食事に行こうって…」
それを聞いた有里華の顔が真っ赤になった。
「きゃー!ほんとに?そ、それってデートの誘いじゃない?」
有里華の顔がみるみる内に、笑顔になっていった。
「あのね、有里華…」
「もう、耳に入ってませんよ。美玲様、有里華お嬢様の頭の中は、美玲様と氷室様がどうやったら上手くいくか、しかないですから」
後ろに控えていた葛城が、ため息を吐きながら私に声をかけてきた。
「はぁ、有里華に相談するだけ、無駄ってこと?」
「有里華お嬢様は、こういったお話は疎いですから。涼香様の方がよかったのでは?」
「涼香に相談が出来るなら、有里華に聞かないわよ。今、出来る状態じゃないから有里華にしたんじゃない」
「そうですよね。では、美玲様、私がお聞きしましょうか?」
「何言ってんのよ!葛城。ふざけないでよ!美玲は私に相談にきてるのよ!」
いや、有里華…
今のあなたには相談なんて出来ないわ。だって、葛城が言うように氷室室長とくっつけようとしてるから…
「何か?ううん、何もされてないわよ。ただ、その…今度食事に行こうって…」
それを聞いた有里華の顔が真っ赤になった。
「きゃー!ほんとに?そ、それってデートの誘いじゃない?」
有里華の顔がみるみる内に、笑顔になっていった。
「あのね、有里華…」
「もう、耳に入ってませんよ。美玲様、有里華お嬢様の頭の中は、美玲様と氷室様がどうやったら上手くいくか、しかないですから」
後ろに控えていた葛城が、ため息を吐きながら私に声をかけてきた。
「はぁ、有里華に相談するだけ、無駄ってこと?」
「有里華お嬢様は、こういったお話は疎いですから。涼香様の方がよかったのでは?」
「涼香に相談が出来るなら、有里華に聞かないわよ。今、出来る状態じゃないから有里華にしたんじゃない」
「そうですよね。では、美玲様、私がお聞きしましょうか?」
「何言ってんのよ!葛城。ふざけないでよ!美玲は私に相談にきてるのよ!」
いや、有里華…
今のあなたには相談なんて出来ないわ。だって、葛城が言うように氷室室長とくっつけようとしてるから…