once again〜season2〜
私にとっての、駆け引き材料…
葵さんと言うのは、瑠璃がお世話になってるブティックのオーナーの事。
今回、私がパーティに行く時のドレスをチョイスしてくれた、あの葵さん。
「オシャレしなさい、あなたが似合う服を着るのよ」
と、私の背中を押してくれた人。
あれから、ちょくちょく私も利用させてもらってるんだけど。
これは瑠璃から最近聞いた事で…、女っ気のない園田さんが、葵さんの事を好きらしいと。
なんでもソツなくこなす園田さんだから、女の人な対しても、臆する事なく進んでいくのかと思いきや…
恥ずかしくて声がかけられないらしい…
瑠璃からそれを聞いた時、私は嘘でしょ、ないないと言ったんだけど。
瑠璃が、「いい人いるのか、聞いてほしいって言われたのよ。どう思う?あの園田さんがよ?」って。
ほんと、嘘でしょ?って。
脅迫するようで私も心が痛いんだけど、そうも言ってられない。
私が直接話をしに行ってもいいんだけれど、美玲の事だと分かってしまうのは避けたかった。
とりあえず、SEIWADOの話絡みだと最初は思って欲しかったから…。
やっぱり、自分でいくしかないか、と思ったその時…
「…今回だけ、ですよ…」
葵さんと言うのは、瑠璃がお世話になってるブティックのオーナーの事。
今回、私がパーティに行く時のドレスをチョイスしてくれた、あの葵さん。
「オシャレしなさい、あなたが似合う服を着るのよ」
と、私の背中を押してくれた人。
あれから、ちょくちょく私も利用させてもらってるんだけど。
これは瑠璃から最近聞いた事で…、女っ気のない園田さんが、葵さんの事を好きらしいと。
なんでもソツなくこなす園田さんだから、女の人な対しても、臆する事なく進んでいくのかと思いきや…
恥ずかしくて声がかけられないらしい…
瑠璃からそれを聞いた時、私は嘘でしょ、ないないと言ったんだけど。
瑠璃が、「いい人いるのか、聞いてほしいって言われたのよ。どう思う?あの園田さんがよ?」って。
ほんと、嘘でしょ?って。
脅迫するようで私も心が痛いんだけど、そうも言ってられない。
私が直接話をしに行ってもいいんだけれど、美玲の事だと分かってしまうのは避けたかった。
とりあえず、SEIWADOの話絡みだと最初は思って欲しかったから…。
やっぱり、自分でいくしかないか、と思ったその時…
「…今回だけ、ですよ…」