once again〜season2〜
達也さんからの告白を受けた私は、意を決して自分の思いも話した。
「…なんです…。達也さんとは違って私の場合は片思いなんですけどね」
片思いと言う言葉に、少しの寂しさを感じていた。
「…そう、ですか。じゃあ、有里華さんはまだ思いを伝えてないんだね?」
「え?そ、そんな伝えるなんて事出来ないですよ!」
伝えてない、と言われて顔を上げた。
「どうして?関係ないんじゃないのかな…。私も最初は躊躇したけど、告白してよかったと、今じゃ思ってるよ」
思ってるよ、って言われても…
言える訳ないじゃない、あんな真面目が服着て歩いてるような人に…好きだなんて。
言ったら、きっと…
「何寝ぼけてるんですか?熱でもおありですか?有里華お嬢様」
って言われるに決まってる。
無理無理…
「有里華さん、もしかして…」
「えっ?どうしたんですか?」
達也さんが何か言おうとして、急に言葉を止めた。
そして、何か考え込むような仕草をしたかと思うと、急に笑い出した。
「あははは、そっか、そうなんだ。分かりやすい」
「え?な、何が?」
私は何がなんだかわからず、達也さんを見つめていた。
「…なんです…。達也さんとは違って私の場合は片思いなんですけどね」
片思いと言う言葉に、少しの寂しさを感じていた。
「…そう、ですか。じゃあ、有里華さんはまだ思いを伝えてないんだね?」
「え?そ、そんな伝えるなんて事出来ないですよ!」
伝えてない、と言われて顔を上げた。
「どうして?関係ないんじゃないのかな…。私も最初は躊躇したけど、告白してよかったと、今じゃ思ってるよ」
思ってるよ、って言われても…
言える訳ないじゃない、あんな真面目が服着て歩いてるような人に…好きだなんて。
言ったら、きっと…
「何寝ぼけてるんですか?熱でもおありですか?有里華お嬢様」
って言われるに決まってる。
無理無理…
「有里華さん、もしかして…」
「えっ?どうしたんですか?」
達也さんが何か言おうとして、急に言葉を止めた。
そして、何か考え込むような仕草をしたかと思うと、急に笑い出した。
「あははは、そっか、そうなんだ。分かりやすい」
「え?な、何が?」
私は何がなんだかわからず、達也さんを見つめていた。