once again〜season2〜
室長室にいた美玲に驚いた私は固まってしまった。
「高瀬、驚かせてすまない。まだ聞いてなかったんだな」
聞いてなかった?
何が?
私の頭の中では、今起こっている出来事についていくのが精一杯だった。
「ごめんね、涼香。早くに言わなきゃって思ってたんだけど、涼香も大変だったでしょ?だから言いづらくって…」
言いづらくって、と言われピンと来た。
「ちょ、ちょっと待って。何、もしかして室長と付き合ってるのって本当だったの?」
あの時、室長が美玲を送って行ってたけど、本当にそんな関係になってたなんて…
毎日会ってたのに、そんな素振り全然見せてなかったのに…さすが、室長。
いや、そんな事で感心してる場合じゃないわ。
「付き合ってるのは、いい大人なんだから、私に断り入れる必要もないんじゃないの?」
そう言った私に、室長と美玲が顔を見合わせた。
な、なに…
「もうすぐ、結婚で大変なのは分かってるけど、涼香にお願いがあるの」
「高瀬の力が必要なんだ、頼めるか?」
二人が私に向かって頭を下げてきた。
いきなり付き合ってます、と告白したかと思ったら、次は私に何をお願いしたいの?
「高瀬、驚かせてすまない。まだ聞いてなかったんだな」
聞いてなかった?
何が?
私の頭の中では、今起こっている出来事についていくのが精一杯だった。
「ごめんね、涼香。早くに言わなきゃって思ってたんだけど、涼香も大変だったでしょ?だから言いづらくって…」
言いづらくって、と言われピンと来た。
「ちょ、ちょっと待って。何、もしかして室長と付き合ってるのって本当だったの?」
あの時、室長が美玲を送って行ってたけど、本当にそんな関係になってたなんて…
毎日会ってたのに、そんな素振り全然見せてなかったのに…さすが、室長。
いや、そんな事で感心してる場合じゃないわ。
「付き合ってるのは、いい大人なんだから、私に断り入れる必要もないんじゃないの?」
そう言った私に、室長と美玲が顔を見合わせた。
な、なに…
「もうすぐ、結婚で大変なのは分かってるけど、涼香にお願いがあるの」
「高瀬の力が必要なんだ、頼めるか?」
二人が私に向かって頭を下げてきた。
いきなり付き合ってます、と告白したかと思ったら、次は私に何をお願いしたいの?