once again〜season2〜
「ふーん。涼香、妬いてるんだ?その南條さんに」
「…そうなる…のかな、やっぱり」
「そりゃ、そうでしょ。へぇ、涼香がねぇ。その南條さんて人、綺麗な人でしょ?女から見ても、いい女なんでしょうね。涼香が妬くぐらいなんだから」
私とは大違いだな…
瑠璃なら、ヤキモチなんて妬かないんだろうな、きっと。
「私だって、ヤキモチぐらい妬くわよ」
「え?る、瑠璃が?」
私の心の声が聞こえたのか、瑠璃が自分もヤキモチぐらいは妬くわよと言ってきた。
びっくりして、返事をすると、瑠璃は笑いながら話をしてくれた。
「あのね、怜だって、モテるの。蓮さんだけじゃないの。分かってる?周りには同じような頭のキレる美人の弁護士がいるのよ、私だって心配でいっぱいよ?だからって、その度に心配なんかしてたら私の身が持たないわよ。過去についてもそうよ。涼香だって、過去に恋愛した事あるでしょ?もしその人と涼香が再会なんかしたら、蓮さんだって心配するわよ、絶対」
過去の恋愛…
そうなのかな、私の過去なんて…
「涼香、蓮さんに話したの?」
「話?何を?」
「その事、話したの?ヤキモチ妬きました!って言ってないの?」
「ば、バカ、言える訳ないでしょ」
「言いなさいよ、じゃないと、悩みはつきないわよ。じゃ、元気そうだから切るわね」
「え?もしもし?瑠璃?」
それだけ言うと電話が切られた。
「…そうなる…のかな、やっぱり」
「そりゃ、そうでしょ。へぇ、涼香がねぇ。その南條さんて人、綺麗な人でしょ?女から見ても、いい女なんでしょうね。涼香が妬くぐらいなんだから」
私とは大違いだな…
瑠璃なら、ヤキモチなんて妬かないんだろうな、きっと。
「私だって、ヤキモチぐらい妬くわよ」
「え?る、瑠璃が?」
私の心の声が聞こえたのか、瑠璃が自分もヤキモチぐらいは妬くわよと言ってきた。
びっくりして、返事をすると、瑠璃は笑いながら話をしてくれた。
「あのね、怜だって、モテるの。蓮さんだけじゃないの。分かってる?周りには同じような頭のキレる美人の弁護士がいるのよ、私だって心配でいっぱいよ?だからって、その度に心配なんかしてたら私の身が持たないわよ。過去についてもそうよ。涼香だって、過去に恋愛した事あるでしょ?もしその人と涼香が再会なんかしたら、蓮さんだって心配するわよ、絶対」
過去の恋愛…
そうなのかな、私の過去なんて…
「涼香、蓮さんに話したの?」
「話?何を?」
「その事、話したの?ヤキモチ妬きました!って言ってないの?」
「ば、バカ、言える訳ないでしょ」
「言いなさいよ、じゃないと、悩みはつきないわよ。じゃ、元気そうだから切るわね」
「え?もしもし?瑠璃?」
それだけ言うと電話が切られた。