once again〜season2〜
15日、如月商事の特別会議室は異様な雰囲気に包まれていた。
社長である蓮さん、室長、私、兄の悠貴、園田さん。
「今、到着したって、南條」
受付から、南條さん達が到着したと連絡が入った。私は席を立ち、エレベーターまで迎えに出た。
エレベーター前まで来ると、下から上がってくるのが分かった。
ピンポンと軽く音が鳴り、エレベーターの扉が開いた。
「今日はお忙しい中、ありがとうございます。如月商事、社長秘書の高瀬です」
南條さんが目に入り、私はさぐさま頭を下げて挨拶をした。
私を確認した南條さんは、やだ!と笑いながら他人行儀な態度はいらないから、と。一緒に来た人を紹介してくれた。
南條さんのすぐ横に立っている、背の高い人に目を奪われた。
な、何この人。
凄い威圧感あるんだけど、それに背高っ。蓮さんも高いけど、それ以上?しかもかなりのイケメン…またタイプが違うかな…蓮さんとは。
「涼香さん。こちら、救命医師の中元先生…」
どうも、と頭を下げると、耳元で南條さんに囁かれた。私の彼なの、って。
え?と南條さんを見ると、笑顔を見せウィンクをして、心配する必要がないでしょ?と。
私が二人の仲を疑っていた事を、ヤキモチを妬いていた事がバレてたんだと、再認識した私は恥ずかしくなった。
社長である蓮さん、室長、私、兄の悠貴、園田さん。
「今、到着したって、南條」
受付から、南條さん達が到着したと連絡が入った。私は席を立ち、エレベーターまで迎えに出た。
エレベーター前まで来ると、下から上がってくるのが分かった。
ピンポンと軽く音が鳴り、エレベーターの扉が開いた。
「今日はお忙しい中、ありがとうございます。如月商事、社長秘書の高瀬です」
南條さんが目に入り、私はさぐさま頭を下げて挨拶をした。
私を確認した南條さんは、やだ!と笑いながら他人行儀な態度はいらないから、と。一緒に来た人を紹介してくれた。
南條さんのすぐ横に立っている、背の高い人に目を奪われた。
な、何この人。
凄い威圧感あるんだけど、それに背高っ。蓮さんも高いけど、それ以上?しかもかなりのイケメン…またタイプが違うかな…蓮さんとは。
「涼香さん。こちら、救命医師の中元先生…」
どうも、と頭を下げると、耳元で南條さんに囁かれた。私の彼なの、って。
え?と南條さんを見ると、笑顔を見せウィンクをして、心配する必要がないでしょ?と。
私が二人の仲を疑っていた事を、ヤキモチを妬いていた事がバレてたんだと、再認識した私は恥ずかしくなった。