once again〜season2〜
「夏帆、佳織と顔が同じだからびっくりしてるんだよ。言ってなかったんだろ、佳織のやつ。あ、ごめんね。彼女、佳織の双子の妹の夏帆。で、私が本谷です」
双子…すごい偶然に声が出なかった。
「っ、あ、す、すみません。社長秘書をしています、高瀬です。こちらです、どうぞ…」
動悸が激しくなっているのが、分かるぐらい私は驚いていた。
こんなにも世間は狭いの?
双子がここにもいるなんて、しかも一卵性の双子が。
私と瑠璃も一卵性だからそっくりだけど、南條さんと夏帆さんもそっくりで…
「そんなに似てる?まぁ、よく言われるけど…」
「あ、いえ、聞いてなかったので、びっくりしてしまって…あ、ここです」
社長室に到着し、扉をノックした。
蓮さんの返事が聞こえたのを確認し、扉を開けると、案の定、中にいたみんなが驚いていた。
蓮さん達も知らなかったんだ…
「な、南條。俺ら双子だって聞いてなかったぞ?」
「え?そうだっけ…?ま、いいじゃない…」
「それだから、俺らにもちゃんと話が出来なかったんだろ?」
あっけらかんとして話をする南條さんの横で、中元さんが話に入ってきた。
俺らにも?何かあったんだろうか?
慌てて南條さんが、あれは夏帆が悪いんだから!と言い返していた。
それを見た、蓮さんと室長は二人で、双子に縁があるんだな俺ら、ってと話していたらしい。
双子…すごい偶然に声が出なかった。
「っ、あ、す、すみません。社長秘書をしています、高瀬です。こちらです、どうぞ…」
動悸が激しくなっているのが、分かるぐらい私は驚いていた。
こんなにも世間は狭いの?
双子がここにもいるなんて、しかも一卵性の双子が。
私と瑠璃も一卵性だからそっくりだけど、南條さんと夏帆さんもそっくりで…
「そんなに似てる?まぁ、よく言われるけど…」
「あ、いえ、聞いてなかったので、びっくりしてしまって…あ、ここです」
社長室に到着し、扉をノックした。
蓮さんの返事が聞こえたのを確認し、扉を開けると、案の定、中にいたみんなが驚いていた。
蓮さん達も知らなかったんだ…
「な、南條。俺ら双子だって聞いてなかったぞ?」
「え?そうだっけ…?ま、いいじゃない…」
「それだから、俺らにもちゃんと話が出来なかったんだろ?」
あっけらかんとして話をする南條さんの横で、中元さんが話に入ってきた。
俺らにも?何かあったんだろうか?
慌てて南條さんが、あれは夏帆が悪いんだから!と言い返していた。
それを見た、蓮さんと室長は二人で、双子に縁があるんだな俺ら、ってと話していたらしい。