once again〜season2〜
受難
「私も…蓮さんを幸せにしたい…です」
いつもなら、ここ会社!と言って私が蓮さんにストップをかけている私だったけど、蓮さんに向き直り私からキスをしていた。
最初、蓮さんは驚いていたけど、すぐに私を迎えてくれた。
私達の時間が永遠になると思っていた。
南條さん達と話合いを行ってから1ヶ月が過ぎていた。
夏帆さんは、私が知ってる頃の輝きを取り戻したかのようだった。
兄も中原さんの指摘を受けながら、病院の経営について、援助をしていた。
あくまでSEIWADOの社長としての動きは止めないままに。
父も、なんとなく兄がしている事に気付いたようだった。でも敢えて何も言わず静観していた。
私もその事には、何も触れなかった。
そんなある日、蓮さんがフランスから支社長が来ると話があった。
「え?フランスの支社長?」
「あぁ、やっかいなのが来るんだよ…」
フランス…確か…?
やっかいなの、何がやっかいなんだろう?
「涼香、覚えてるだろ?ルイだよ。ここで一回会ってるだろ?」
ここで会ってる?
記憶を辿ってみた。
あ。
「思い出したか?あいつだよ…なんでこの時期に来るかな…」
なんで、支社長が来たらダメなんだろう?
支社長とは言っても、私も会ったのあの日だけ。
メールや電話では何度か、やり取りはしていたけれど、そんな話し込んだ事もないし…。
いたって、普通の人だとおもってたけど…
いつもなら、ここ会社!と言って私が蓮さんにストップをかけている私だったけど、蓮さんに向き直り私からキスをしていた。
最初、蓮さんは驚いていたけど、すぐに私を迎えてくれた。
私達の時間が永遠になると思っていた。
南條さん達と話合いを行ってから1ヶ月が過ぎていた。
夏帆さんは、私が知ってる頃の輝きを取り戻したかのようだった。
兄も中原さんの指摘を受けながら、病院の経営について、援助をしていた。
あくまでSEIWADOの社長としての動きは止めないままに。
父も、なんとなく兄がしている事に気付いたようだった。でも敢えて何も言わず静観していた。
私もその事には、何も触れなかった。
そんなある日、蓮さんがフランスから支社長が来ると話があった。
「え?フランスの支社長?」
「あぁ、やっかいなのが来るんだよ…」
フランス…確か…?
やっかいなの、何がやっかいなんだろう?
「涼香、覚えてるだろ?ルイだよ。ここで一回会ってるだろ?」
ここで会ってる?
記憶を辿ってみた。
あ。
「思い出したか?あいつだよ…なんでこの時期に来るかな…」
なんで、支社長が来たらダメなんだろう?
支社長とは言っても、私も会ったのあの日だけ。
メールや電話では何度か、やり取りはしていたけれど、そんな話し込んだ事もないし…。
いたって、普通の人だとおもってたけど…