不良な彼と恋の契約
「ちょっと、斗真何してーーあ?」

一瞬勘違いしそうになったけど、手にしている目薬を見て、目を疑う。

「何?あー、目薬。
昔から想は目薬怖がるんだよ。
普段はいいけど充血した目には怖いの相変わらず変わらねーな」


ニヤニヤ笑う斗真に想は顔を赤くした。

「恥ずかしいとこ、見られちゃった。
あれ?ヒカリちゃんは?」


ヒカリの名前に、類の肩が揺れた。


「俺、ヒカリにちゃんと言った。

想ちゃんに、話があるんだけど」



俺は、、類の気持ちを汲み離れた。
「病人ってこと忘れないでね」

ただ、斗真は、そう言い離れた。

きっと斗真は、気づいてる。
類が、想に告白するって。



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