不良な彼と恋の契約
「ヒカリのこと好きな奴が、、いる?」


少しだけ、痛む歪んだ顔。


「俺は、、今はわかんない。


今はーーまだーーわかんない。
俺が知ってるヒカリは、派手で黒髪でもないし。
俺の知らないヒカリだよ。

いいから、帰ろうっ」


なあ、、





類ーーーーーー。








素直にならないと、、






大切な人








失うぞ。








類の背中が、、やっぱり泣きそうで……


だけど、話しかけられる空気じゃない。


俺は仁を見た。


「明日、想。

退院だって。

昼頃、帰るらしい。

退院祝いしょうな!」




「ーーああ。

じゃあ、帰るなっ」




なあ、、類。





これでいいのか?




きっと、いつか後悔するぞ。


俺は、類の背中を、ただ見つめた。


*斗真side終わり*






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