不良な彼と恋の契約
*類side*


朝になるのが、怖い。
学校に行くのが、だるい。
だけどーー


ヒカリに会いたいーー。


「もう、朝かよ。
寝てねーのに。
俺ーーおかしい。
ずっと、ヒカリのことばかり」

ため息を吐き出しカーテンを開けた。
陽の光に、目を凝らした。

学校で寝ると決め、、学校に行く準備をした。



「あ、仁。
おはよってか寝てねーから、学校で寝るから起こすなよ」


あー、、眠い。
つか、かったるい。

サボりたい。
今すぐベッドにダイブしたい。
だけどーーーー


「朝飯、食おうっ。
和食希望っ」

朝はやっぱ和食だろう、、

「えっ、俺が作るの?
壊滅的な料理でもいいなら、作るけどーー」

壊滅的な料理って、食えねーじゃん。

「いいや、俺がやるわ。
つか、料理勉強しろよ。
あのヒカリでさえ、料理めちゃくちゃ上手いーーっ」

つい、口走るヒカリの名前。

ちらっと仁が見た。


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