不良な彼と恋の契約
「ちょいちょいお兄さん。

嫌がってるでしょう?
何してんの?」


「ーーーーーーーーっ⁉︎」

何故だか、女の子がびっくりしていた。
だけど構わない。


俺は女の子を背にかばう。


"類ーーーー"


気のせいか、今ーー小さな声で名前を呼ばれた気がした。

俺は、女の子を見た。

「ちっ、めんどくせーな、行こうぜ」

「あーバーカ!」

野郎共は、いなくなったけど。

「ありがとう。

だけど、、もう助けいらないから。
前のあたしなら類は助けなかったよね。
もういいから。

バイバイ、類っ」




ヒカリーー?


"ヒカリがめちゃくちゃ変わってた"ーーーー



俺はヒカリを見た。


「でも、ありがとう」



!!!?ヒカリが、笑った。


最後に見たヒカリは、泣きそうだったから。


残された俺は、、ヒカリの後ろをただ見つめた。

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