不良な彼と恋の契約
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好きな人にーーーー突き放されたら、、
どうやって生きて行けばいいんだろう。


私が、好きな人は………


「仁くんが、好きっ」


膝を抱えて泣いた。

家族のいる墓の側で泣いた。













フワリ。





身体が包まれた、その暖かさに涙した。

知ってる暖かさーー。


「ごめんっ。

俺、想好きだよ」





仁くんーー?




「だって、、さっきーー」

突き放された。

聞きたくないって言われたんだもん。

涙を止められない。
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