不良な彼と恋の契約

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きっと君は今頃。
ハッピーエンドを迎えているだろう。

今晩は、お赤飯かな。

奮発して、何かごちそう作らなきゃーーーー


「あ」



「ーーーー」


出かけた場所で、ある人に出会った。


隣には清楚な彼女を連れた類だった。



「類、おめでとう。
いいとこに来た！今日はパーティだ。

君もね」

きっと彼女は、、想ちゃんが大好きな人。

だから、きっとーーーー





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「仁くんが、好きっ」













大好きになりました。



仮の彼女だった。








「想、本当の彼女になれよ」













「はいーー、仁くんが好きっ」














最初は、不良のイメージの強い彼にビクビクしたこともある。

名前を呼ぶのが、恥ずかしい。
だから、"佐伯くん''って呼ぶのが精一杯。


だけど今はーー違う。


「想っ」

びくっ。

君が、不意に顔を歪めた。

違う怖いんじゃない。
ちゃんと言わなきゃーー。

「緊張してんだ。

可愛い想っ」



かああ、と赤くなるのがわかる。
私の言葉は、、

言わなくてもちゃんと、伝わることにーー
こみ上げる嬉しさ。


「仁くん、大好きっ」

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