不良な彼と恋の契約
「ねえ、アイツ誰?」

なんだろう、相沢くんブラックモードだ。
「い、今井龍樹くんだよ。
同じクラスだよ、知らない?」

同じクラスの男子を知らない、相沢くん。
覚える気ない?

「へー、覚えておくよ。
今井龍樹くんねー。」



ニヤリ、と笑った。
ニヤリ?
相沢くん?

不敵な笑みの、相沢くん。

「まあ、いいや。
屋上で、食べよう!」

「おい、勝手に誘うな。
聞けよっ」

私達は、屋上に向かった。

< 14 / 455 >

この作品をシェア

pagetop