不良な彼と恋の契約
「じゃあ、想ちゃんの退院祝いと二組のカップルの誕生にーーカンパーイ!」

斗真の合図にカチン、とグラスを当てた。

始まった色々パーティはーー、二時間に及んだ。


時計を本郷が見た。

「あ。あたし、そろそろ帰らなきゃ」

「じゃあ、送るよっ「えっ、いいよ。
大丈夫、まだそんな遅くないしっ」


いや、もうすぐ21時だし。

随分暗いし。

「いいよっ、大丈夫っ。
じゃあまたね、想。
バイバイ!」

ちょっ、おいっ。

バタバタと帰る本郷。
なんだか、煮え切らないーー。


「相沢くん、いいの?
ヒカリちゃんっ、一人危ないよっ」


想の心配な声が響いた。







「ヒカリちゃん、誰かに乱暴されてない?




腕に、アザが出来てた」






えっーー?




斗真が、、


教えた真実にーー、、

一番に走ったのは、類だった。


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