不良な彼と恋の契約
「想っ、本郷さんとお揃い?
メイクまでして、ちょっと変わったよね。
退院したこと、知らなかったんだけどーー
私には関係無かった?」

リナちゃんーー?
なんだか怒ってる?


「あ、違うの。
パーティも、その後ーー色々あったから。
それに、、リナちゃん忙しいかなって」





バンッ!!!




突然リナちゃんが、机を叩いた。

「私の用事を、想が決めるな!!

何それ、私のタメ?
私はどんな用事でもーー想のタメならやめても来たよ!
ただ、想がーーーーもう、私を必要としてないだけでしょう!」


リナちゃんーーーー?













「ちょっとっ!?
ひどくない?

想が、何をしたってーー」

ヒカリちゃんがそう叫んだ後、キッ、と睨みつけたリナちゃん。

リナちゃんーー?











「あんたさえ、居なければーー
あんたのせいで!」


憎しみ。

そう言う目だった。


リナちゃんの目は、そう言っていた。


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