不良な彼と恋の契約
「リナちゃんは、最低だよ!!!」
想ちゃんは、スマホを机に出しっぱなしにしながら走ってく。
「おいおい、なんなんだ一体っ」
先生は、訳が分からず頭を掻いた。
俺は堪らず、想ちゃんのスマホを見つめた。
"邪魔者は、排除した"
そんな短い短文にーー 一枚の写真に
驚愕した。
嫌がるヒカリが、男に襲われてる写真に。
ヒカリーーーー。
"邪魔者は、排除した"ってまさかヒカリーー?
俺は、想ちゃんのスマホを掴み教室を出ようとした。
だけどその前にーーーー。
「許さねーからな、俺の大事なもんに手をかけた罪。
たとえ、女でもーー絶対許さねー!」
振り返り、リナを見た。
リナは、ニヤリ、と不気味に笑うだけ。
「言えよ!
ヒカリはどこだ!」
絶対、教える訳ねー。
悪魔みたいなコイツがーー。
「北棟の、使われてない空き教室」
まさかの奇跡だった。
教えるわけないって思ってたから。
「だってさあ、今行ったってあんたの彼女。
もう、やられてる筈だしっ」
ーーーーっ。
話してる余裕なんて、ない。
俺は、走った。
想ちゃんは、スマホを机に出しっぱなしにしながら走ってく。
「おいおい、なんなんだ一体っ」
先生は、訳が分からず頭を掻いた。
俺は堪らず、想ちゃんのスマホを見つめた。
"邪魔者は、排除した"
そんな短い短文にーー 一枚の写真に
驚愕した。
嫌がるヒカリが、男に襲われてる写真に。
ヒカリーーーー。
"邪魔者は、排除した"ってまさかヒカリーー?
俺は、想ちゃんのスマホを掴み教室を出ようとした。
だけどその前にーーーー。
「許さねーからな、俺の大事なもんに手をかけた罪。
たとえ、女でもーー絶対許さねー!」
振り返り、リナを見た。
リナは、ニヤリ、と不気味に笑うだけ。
「言えよ!
ヒカリはどこだ!」
絶対、教える訳ねー。
悪魔みたいなコイツがーー。
「北棟の、使われてない空き教室」
まさかの奇跡だった。
教えるわけないって思ってたから。
「だってさあ、今行ったってあんたの彼女。
もう、やられてる筈だしっ」
ーーーーっ。
話してる余裕なんて、ない。
俺は、走った。