不良な彼と恋の契約
「おーい、席につけ。
隣の学校と、合同イベントをすることになった。
プリントに目を通す様に!」

隣ってーー?

配られたプリントに目を通すと、ある場所で止まる。


「不良男子高校って書いてあるけど、これまじ?」

相沢くんがマジマジと見つめて、見てる中。
クシャリ、と髪を握る音がした。

仁くんーー?

仁くんの手の中でクシャクシャになった紙。
ずっと拳を見つめる仁くんがいた。


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