不良な彼と恋の契約
「とにかく、今日からよろしくね想ちゃんっ。
放課後、荷物運ぶ手配するからっ」

「うん、佐伯くんっ。
私に出来ることなら、、なんでも言って!」

私は、不機嫌な佐伯くんに笑いかけた。

本当に、不機嫌な佐伯くん。
ちょっと笑顔になって欲しくて、ニコリ、と笑う。

「類は部屋に入れるなよ」

えっーー?

私は首を傾げた。

「部屋に入れたら食われるぞっ」


食われる!?

それってかなり、やばいやつ!
「まさか、まさか、俺想ちゃんにマジだから食べないよ!」

マジじゃなきゃ、食べちゃうんだ。

ちょっと不安になって来たよ。

「大丈夫だ、俺が守ってやるよ!」

何だろう、佐伯くんにドキドキする。

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