不良な彼と恋の契約
「失礼だな、こんな紳士な俺を捕まえて!」
紳士って相沢くん、面白い。

思わず、笑顔になる私に。

相沢くんに引き寄せられた体。

「きゃっ、相沢くんっ」


「想ちゃん、可愛すぎてやばい!
俺、我慢出来るかな!」

え、ますます不安なんですがーー。

一緒に住むとか、、

ガシっーー


「離せよ、類。

我慢しなきゃ、許さねーからな。
想はお前のじゃねーんだからっ」


「はいはい、わかってますよ。
いつか、俺のになる予定だからね」


ん?
小さい声の相沢くん。
佐伯くんの耳元で、囁くーー。

なんて言ったのか、佐伯くんの顔ーー怒ってる。

「誰がやるか、この歩く性欲ヤローが!」

ーー!?

今のばっちし聞こえたんだけど。

なんだか、恥ずかしく俯く私。

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