不良な彼と恋の契約
「想は、雷大丈夫なのか?」
「うん、大丈夫。
だけどーー私はっ」
ガチャーー
想が、何か言い出した瞬間ーーーー部屋の中が真っ暗になった。
「いやぁぁ!?」
真っ暗な部屋の中。
たしかに聞こえた想の声。
「想っ!?」
.
手探りで探したけど、たどり着かない。
真っ暗に視界を奪われて、身動きが取れない。
「やだぁっ、怖い!」
ただ、、泣いてる君の声を聞いただけ。
パチっ。
しばらくして、暗闇が晴れて目が慣れてきた。
電気が付いたんだ。
「ここ……ろ?」
確かに想はいた。
「大丈夫だーー、大丈夫だよ想っ」
輝に抱き締められ、震えた想がいた。
無理矢理なんかじゃないのは、すぐにわかった。
「ありがとうございます、輝くんっ」
君が、礼なんか言うからーー。
悔しいーーーー。
暗闇の中、輝とは対等だった筈だ。
なのに、停電したあの間にすかさず行ける奴なんていないだろう。
かなりの反射神経しかありえない。
「うん、大丈夫。
だけどーー私はっ」
ガチャーー
想が、何か言い出した瞬間ーーーー部屋の中が真っ暗になった。
「いやぁぁ!?」
真っ暗な部屋の中。
たしかに聞こえた想の声。
「想っ!?」
.
手探りで探したけど、たどり着かない。
真っ暗に視界を奪われて、身動きが取れない。
「やだぁっ、怖い!」
ただ、、泣いてる君の声を聞いただけ。
パチっ。
しばらくして、暗闇が晴れて目が慣れてきた。
電気が付いたんだ。
「ここ……ろ?」
確かに想はいた。
「大丈夫だーー、大丈夫だよ想っ」
輝に抱き締められ、震えた想がいた。
無理矢理なんかじゃないのは、すぐにわかった。
「ありがとうございます、輝くんっ」
君が、礼なんか言うからーー。
悔しいーーーー。
暗闇の中、輝とは対等だった筈だ。
なのに、停電したあの間にすかさず行ける奴なんていないだろう。
かなりの反射神経しかありえない。