不良な彼と恋の契約
「雷は平気だけど真っ暗なのは、ダメで。
もう少しだけっ」
もう少しだけ、と言う想に輝の腕は更に抱き締める。
それがわかった。
小さな想が、仲間に抱き締められているのは見ていて嫌だった。
「ーーーーっ、離せよ」
怒りを少しだけ抑えた。
だけど、それに負けじと睨み返して来た輝に。
ただ圧力を与えた。
「想が震えてるからっ」
「そんなの、俺の役目だろ。
俺が想の彼氏なんだから」
間違いを正してやる。
ただ、それだけだ。
「へ〜彼氏ね。
彼女が暗闇で泣いてるのに、助けられなくて彼氏か。
笑わせるなし」
ぐっーーーー。
確かなことだった。
暗闇の中とは言え、すぐに反応してやれなかった。
「まあまあ、二人共落ち着いて!!」
斗真が間に入るけど、治らない気持ち。
俺は輝を睨んだ。
もう少しだけっ」
もう少しだけ、と言う想に輝の腕は更に抱き締める。
それがわかった。
小さな想が、仲間に抱き締められているのは見ていて嫌だった。
「ーーーーっ、離せよ」
怒りを少しだけ抑えた。
だけど、それに負けじと睨み返して来た輝に。
ただ圧力を与えた。
「想が震えてるからっ」
「そんなの、俺の役目だろ。
俺が想の彼氏なんだから」
間違いを正してやる。
ただ、それだけだ。
「へ〜彼氏ね。
彼女が暗闇で泣いてるのに、助けられなくて彼氏か。
笑わせるなし」
ぐっーーーー。
確かなことだった。
暗闇の中とは言え、すぐに反応してやれなかった。
「まあまあ、二人共落ち着いて!!」
斗真が間に入るけど、治らない気持ち。
俺は輝を睨んだ。