不良な彼と恋の契約
「えーー、志貴ってもしかして想ちゃんのこと好き!?わーお、まさかのライバル出現じゃん!
輝くんっ、危うしっいたっ!」

こいつは本当ーー。
軽いし、ムカつく。

問答無用で殴ってやった。

あ、でもこれは使える。

「志貴、頼みあるんだけどっ」

ニヤリ、と笑う俺。

涙目な真一。

真顔の仁。


「何?」

よく、わかって居ない志貴。










「えっ、輝くんっ何ですかそれ。
守らなくても大丈夫です!」


「俺がいるからいいろ。
志貴は、めんどくさいの嫌いだしーーーー」


やっぱ、二人共そう言うと思ったよ。

だけど、俺は確信してる。
きっと志貴ならーーーー。




「俺は別にいいけど。
仁が無理なら仕方ないしっ」



ほらっ。

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