不良な彼と恋の契約

ドキドキ旅行計画。

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「あーはいはい、今から配るのを良く見ておけよー。お隣さんとの初めての旅行だからなっ」


旅行?
こないだ、動物園に行ったばかりなのにーー。

「旅行だって想っ、なんかワクワクするね!」

「ヒカリ、浮かれ過ぎ〜!」

側にウキウキなヒカリちゃんと、随分仲良くなったリナちゃんがいる。


「まじ旅行とかーー、同じ部屋だといいね。
ヒカリっ」

「いや、無理だからっ」


類くんは、相変わらずヒカリちゃんを溺愛しているし。

ヒカリちゃんは、ヒカリちゃんで凄く嬉しそう。

みんなが仲いいのが一番だよね、なんて
感じていた。



だって、、





「離せよ!!」










「仁、お前には渡さねーから」ーーーー。




せっかく仲良くなれたのに、私のせいで壊れてく関係なんて……


耐えられないよ。


「どうした?想?」

ヒカリちゃんが、私に気づいて顔を覗き混んできた。



いけない、心配かけちゃう。


「私達、同じ班になれるといいね!」



そう、笑うことで精一杯だった。






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