不良な彼と恋の契約
「あ、うん。
アルバムは無事だよっ」
アルバムを大事そうに胸に抱えたヒカリ。
「違うよ、アルバムじゃない。
ヒカリちゃん、怪我してない?」
やめろよ。
これ以上、ヒカリを誘惑すんなよ。
ヒカリ、赤くなってんじゃねーよ。
俺が好きな癖に。
「大丈夫。
ごめんね、部屋置いてくる」
すれ違ったヒカリは、なんだかいつもと違った。
俺は、白城を睨んだ。
「なんなんだよっ、ヒカリは俺のなんだよ。
お前には、やらないからっ」
何が、好きなアーティストが同じだよ。
ふざけんな。
ただ、ヒカリと居たい口実が欲しいだけだろうが。
「ガキだな。
いつか、ヒカリちゃんに愛想尽かされるんじゃない?
ヒカリちゃんは、誰にでも優しい女の子だよ。
俺帰るわっ」
白城は、出されたコーラにも菓子にも一切手を出さないまま、部屋を出て行く。
「待てよっ、今帰ったらヒカリに顔立たないじゃん。つか、殺される!」
正直、今帰したらガキじゃん。
我慢するしかない。
俺は、白城を引き戻した。
*類side終わり*
アルバムは無事だよっ」
アルバムを大事そうに胸に抱えたヒカリ。
「違うよ、アルバムじゃない。
ヒカリちゃん、怪我してない?」
やめろよ。
これ以上、ヒカリを誘惑すんなよ。
ヒカリ、赤くなってんじゃねーよ。
俺が好きな癖に。
「大丈夫。
ごめんね、部屋置いてくる」
すれ違ったヒカリは、なんだかいつもと違った。
俺は、白城を睨んだ。
「なんなんだよっ、ヒカリは俺のなんだよ。
お前には、やらないからっ」
何が、好きなアーティストが同じだよ。
ふざけんな。
ただ、ヒカリと居たい口実が欲しいだけだろうが。
「ガキだな。
いつか、ヒカリちゃんに愛想尽かされるんじゃない?
ヒカリちゃんは、誰にでも優しい女の子だよ。
俺帰るわっ」
白城は、出されたコーラにも菓子にも一切手を出さないまま、部屋を出て行く。
「待てよっ、今帰ったらヒカリに顔立たないじゃん。つか、殺される!」
正直、今帰したらガキじゃん。
我慢するしかない。
俺は、白城を引き戻した。
*類side終わり*