不良な彼と恋の契約
「あのね、仁くん。
私、ヒカリちゃんの気持ち、分かるよ。
私も仁くんが、、ずっと好きだし。
これからも、好き。

だけどーーごめんなさい。
輝くんと、志貴くんにドキドキ…します」

私はドキドキしながら、仁くんを見た。

怒られるかも、と顔が見れなかった。

だけど、それとは違う反応が返ってきた。

君の腕が、、私を抱きしめた。

「輝に、志貴にドキドキしてもいいよ。




だけどーー俺がそれ以上に、お前をドキドキさせてやる!」


ーー!!

私はきっと真っ赤だ。

だって、また鼓動が速くなる。

君にドキドキしてる証拠。
君は強い。

私が、悩んでることも全て受け止めてーー
笑顔に変えることが出来るんだから。

君は凄い。

「仁くん、、好き」


私は仁くんに抱きついた。

「けど残念だな。
今日は部屋に行けなくて」

えっ!?
ずるい、そんないい方。


「嘘だよ、本郷よろしくな!」

私は仁くんに、笑顔を見せた。

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