不良な彼と恋の契約
ーーーーーーーーーー

朝。

「想起きて!!
準備だよ。可愛くすんだから、早く!!」

朝、何故か部屋にヒカリちゃんがいる。

今何時か確認したら、6時。
正直、まだ寝たい。

「ヒカリちゃん、まだ眠いよっ」

正直な意見。

旅行が楽しみで、寝れなかったなんて小学生みたいだから、言わないけど。





ん?




「お邪魔してます」







えっ!!リナちゃん!


ガバッ。
さすがの私も目が覚めたよ。
なんで、リナちゃんがこんな朝早く。

私は、ヒカリちゃんを見た。


話を聞けばヒカリちゃんにメールで、"可愛くなりたい"と、メール来たらしい。


「私、地味だから。
志貴くんに可愛く思われたいの。

ヒカリ、メイク上手だし。
お願い、可愛くして!!」

リナちゃんは、地味なんかじゃない。
どっちかと言うと清楚な感じ。
髪は確かに、黒髪だしだけどーーーだからって地味って感じではない。

「リナちゃん、地味なんかじゃないよ?
リナちゃんが知らないだけで、リナちゃんのファンいるからっ!」

「えっ!!そんなことはーー」

私は知ってる。

最初のヒカリちゃん事件は、あれだったけど。
最近では、可愛いと言われていること。

きっと志貴くん、大変だろうな。

「わかった!!任せて!!
とびきり可愛くしてあげる!」


ヒカリちゃんやる気十分だ。

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