不良な彼と恋の契約
とりあえず、準備は進んでーー
朝 、志貴くんに迎えに来て貰うようにメールしたリナちゃん。

「すいません、私までご飯頂いてっ」

「いいよ、リナちゃんって言うんだ。
可愛いね!」

斗真さん。。
もしや、狙ってる?

「ダメですよ、斗真さん。
リナちゃん、彼氏いるんだからっ」



私がそう言えば、ガクリ、と項垂れる。

やっぱり、狙っていたらしい斗真さん。

「リナちゃんの彼氏ってどんな人?」

それでも引かない斗真さん。

「そろそろ、くると思うけどーーーー」


ヒカリちゃんがそう言った瞬間。

ピンポーン。

玄関のチャイムが鳴った。

「来たよ、リナちゃん。
早く出て!!」
玄関のチャイム。
絶対、志貴くん。
私はリナちゃんを立たせた。


「え!!
まだ、心の準備出来てないよ!「なら、リナちゃん俺と行こうよ。早くっ」

えーー斗真さん、それは志貴くんヤキモチ妬きますよ。
むしろ、ヤキモチ妬かせようとしてる?

私達は、不安に思いながらーーソワソワしていた。

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