不良な彼と恋の契約
「あれじゃない?
ホテル!!つか、高そう!
まじ、あそこなの?
楽しみ!!」

不安はあったものの、ついたホテルにテンションは上がった。


「はい、君達班ごとに並んでね!」

班ごとに並ぶのは、まあいいんだけど。

班の中で、リーダーを決めることに。

「リーダーか、誰が適任?
じゃあ、リーダーに相応しい人を指、指して見よう!」


輝が、始めの言い出しっぺ。

「はい、せーの!!」








はあ?






「俺?」




「良かったな、志貴。
なんか、一番適任かなって」

言い出しっぺの輝が、ニコニコしながら言った。

「なんで、リナまでっ」

「ごめんなさいっ、志貴くんが適任かなって。
志貴くん、頼りになるからっ」


リナにそう言われちゃしない訳には、行かない。

「まあ、いいけどな」


俺はリナの頭を撫でた。

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