不良な彼と恋の契約

危険な旅行の始まり。

ーーーーーーーーーーーー
どうしょう。

今夜。

ドキドキしかない。
だけどーー仁くんがいるから大丈夫。

「仁くんいいよ。
荷物持てるからっ!」

私の荷物を、気にしないで持ってくれる仁くん。

結構、入った荷物なのにすんなり持ってくれる仁くん。

「俺は男だよっ。
これぐらい平気だからっ」

ーーーー!!

意識してない訳じゃない。

だけどーー
そんなこと言われたら、意識しちゃう。

私達は、部屋に向かった。

一つだけで、やたら長い奥の道。

「なんか、みんなの部屋からかなり遠くない?」

ヒカリちゃんが、不安そうに相沢くんを見た。

本当に、部屋あるのかな?
不安な道のり。
廊下。

だけど、ちゃんとありました。
確かにありました。

広い部屋が一つ。


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