不良な彼と恋の契約
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先生について行けば、ホールを抜き出し、ホテルの最上階に来た。


私達が泊ってる部屋は、5階。
最上階は、23階。

「あの、先生。
どこに向かってるんですか?」


最上階にたどり着けば、広い廊下に出てきた。
何ここ。

凄く広くて綺麗。



「さあ、どうぞっ」


部屋の中に、私はーーつい入ってしまった。

なんの警戒もなくーー。


ガチャ。

鍵が締まる音に振り向いたら、先生。


ニヤリ。

笑ってる先生だった。



「先生ーー?

この部屋なに?」


まさかーーーー。




「俺の部屋。
最上階の部屋は、一つだけ。
俺のこの部屋しか、ない訳。
だから、叫んでも聞こえないよ?」


先生ーー?

私は、先生が悪魔に見えた。


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