不良な彼と恋の契約
「って言ってもなあ。
ソファベッドだし、いいじゃん。
広いしさ」

確かに、広いけど狭い分、ドキドキが増す気がする。

「お前らは、いいよ。
お互い好きな子をギュッとして寝れるメリットがあるからっ」

真一くん、嫉しそうに見てる。

「そうそう、しかもまあセックスは出来ないにしても、キスは出来放題だし。
ベッドの中で隠れながらなら、し放題だしな」

輝くん。
恥ずかしいです。

ベッドの中で
し放題とかーー。
いきなりの緊張感。

「おい、危機感持たせるな!
ーーーーしねーよ、んなことっ」


仁くん、今の間はーーなんですか。


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