不良な彼と恋の契約
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「じゃあ、早速料理作りますね!」
「「手伝うよーー」」
気合いの入った想。
斗真と、類が同時に声を出す。
いかにも、『俺達料理出来ますよ』って奴ら。
お互いに、顔を見合わせ睨み合う。
「あ、じゃあお願いします。お野菜を切って欲しいな」
正直、料理はいつも類担当。
だから、料理に関してはーー俺は素人。
だけど、二人がやるならーー。
「なあ、俺も手伝うよ」
類と斗真が同時に見た。
「「料理出来んの?」」
こわっーー、何も二人して、睨まなくても。
「いや…、した事ないけど」
「仁、お前はいいから」
バッサリ、と切るのはいつも俺なのに。
なぜか、類にバッサリ切られる。
「佐伯くん、これコーラ。
休んでていいよ?」
想が差し出したグラスを受け取る。
不意に、触れる手にーー。
見る斗真の目ーー。
「そうそう、料理出来ない人は休んでてよ」
やっぱりコイツ嫌いだ。
「じゃあ、早速料理作りますね!」
「「手伝うよーー」」
気合いの入った想。
斗真と、類が同時に声を出す。
いかにも、『俺達料理出来ますよ』って奴ら。
お互いに、顔を見合わせ睨み合う。
「あ、じゃあお願いします。お野菜を切って欲しいな」
正直、料理はいつも類担当。
だから、料理に関してはーー俺は素人。
だけど、二人がやるならーー。
「なあ、俺も手伝うよ」
類と斗真が同時に見た。
「「料理出来んの?」」
こわっーー、何も二人して、睨まなくても。
「いや…、した事ないけど」
「仁、お前はいいから」
バッサリ、と切るのはいつも俺なのに。
なぜか、類にバッサリ切られる。
「佐伯くん、これコーラ。
休んでていいよ?」
想が差し出したグラスを受け取る。
不意に、触れる手にーー。
見る斗真の目ーー。
「そうそう、料理出来ない人は休んでてよ」
やっぱりコイツ嫌いだ。