不良な彼と恋の契約
宇治虫くんが、見てるのは
ヒカリちゃん?
なんか、睨んでる?

もしかしてーーーーこないだのことを根に持ってヒカリちゃんに復讐なんて、私の勘違いかな?

「相沢くん、ヒカリちゃんをよろしくね!」


私は、ただーー気になった。

「別に、そいつには何もしねーよ。
そいつにはさあ」


宇治虫くんは、ニヤリ、と笑った。


嫌な予感を残しつつ、私達が、先を歩き始めた。

< 407 / 455 >

この作品をシェア

pagetop