不良な彼と恋の契約

その、ヒカリはーーいつだって輝く。

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*類side*

ヒカリが居なくなって、繋がれてた手をなんで離してしまったか、考えた。


ありえない引力が、繋がれていた手を離した。
誰かが、居た。

側にいた真一は、俺のすぐ側にいたのにーー。


気づいたら、ヒカリは居なかった。

「おい、ヒカリちゃんは?」


真一の言葉で、現実に戻され。
繋がれていた筈の、手にはーーヒカリが、居なかった。


なんで?


戻った場所には、想ちゃん達。

そしてーー志貴達。
だけど側に、宇治虫が居なかった。


まさかーーーー。

宇治虫?

宇治虫は、あの日ーーヒカリに恥をかかされていた。
もし、あの日の復讐で今ここに居ないなら。
ヒカリが危ない。

俺は、懐中電灯を持つ真一から、無理矢理奪って真っ暗闇を走った。



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